ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。毎週月曜日21時更新です。その他のタイミングでも時々更新します。

『更に闘う者達』~嫁さんの退職に寄せて~

嫁さんがこの3月一杯で退職することが確定した。
ずっと前から悩んでいたことだった。

彼女は10年間同じ仕事をやり続け、途中5年目からは希望していない場所で働かされることとなった。元いた場所へ戻れるようあの手この手を尽くしたが希望は叶わなかった。その状態でよく残りの6年間を勤め上げたと思う。

個人的にはこれでよかったと思っている。もし希望通りにいって、元いた場所へ戻れたとしても、それはそれでとても中途半端なことになっていただろう。果たしてこれでよかったのかと疑問を抱く毎日が続いていたのではないか。
本当は嫁さんは一度今の仕事をスッパリやめて、新しいことにチャレンジしたかったのだと思う。つまらない仕事を続けることほどつまらないことはない。


結婚してから2年、この2年は今までの僕のめちゃくちゃな人生が嘘だったかのように穏やかで、平和だった。それは嫁さんが一生懸命働いてくれたおかげだ。嫌でしょうがない仕事を踏ん張ってやって、この穏やかな日々を支えてくれた。
随分とゆっくりさせてもらった。そろそろまた旅に出よう。


嫁さんから仕事をやめることを聞いたとき、僕の中で流れてきた音楽はFF7の『更に闘う者達』だった。
今は不安と期待が交錯して、とても高揚している。ここからが始まりなのだと、そんな気がしている。
彼女もまた定住と安定を旨としない人なのだ。でなければ今回の選択は有り得ない。
僕がはるか先にいて導けたら良かったのだろうけど、夢から覚めたら嫁さんと旅に出ることになっていて急いで身支度を始めた、というような格好なのでどうしようもない。二人手探りでやるしかない。


二人で新しい旅へ。僕たちはどんなになるだろう。苦しむだろうか、楽しむだろうか。
だけど、たとえどんなになったとしても、この旅に失敗はない。
それだけがはっきりしている。闘う者には祝福しか待ってはいないのさ。
危機感のない者には成長もない(宇宙兄弟16巻ビンセント・ボールド)


さあ、始めようか。
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